相談は初回無料！神戸を中心に兵庫・大阪で交通事故被害者の適正な保険金請求と後遺障害(後遺症)の認定をサポート致します |　刈谷行政書士事務所

ＴＢＳの報道特集で軽度外傷性脳損傷が取り上げられていました。
外傷性脳損傷によって発現する症状は様々で「画像がない」「意識障害がない」等の理由で保険会社からは詐病扱いを受けます。
まだ一般的ではないのもあり「むちうちでそんな症状が出るわけがない！」と言われ、保険金詐欺扱いされることもあります。
交通事故の被害者になったばかりではなく、犯罪者扱いされてしまいます。
軽度外傷性脳損傷は目に見える運動障害のみでなく、高次脳機能障害を残すこともあり、仕事や私生活にも支障をきたします。
現時点では裁判で後遺障害(後遺症)を認めてもらうしか方法はありません。
保険実務でも後遺障害(後遺症)として認めてもらえる日が1日でも早く来る事を祈っています。

今日の事です。3車線ある道路の真中を愛車のカブで走行中(左の車線は路上駐車で走行不可)、右の車線を走る水色のプリウスが急にスピードをあげて並走するかと思えば急に幅寄せ(外国の映画のカーチェイスによくある行為)してきてぶつけられそうになりました。異変に気付きブレーキを踏むと同時にハンドルを切ったので事なきを得ました。
水色のプリウスは幅寄せ的な車線変更が急すぎたのか、左の車線にまで入りかけていました。
かなり腹が立ちました。というのは、もしも交通事故になっていた場合、こちらにも過失があったとされる可能性が高いからです。
単車のドライバーが道路交通法に則って走行中に、急に後ろから来た隣の車線の車に幅寄せされたら、命の危険を感じます。一見、あちら側に100%の非があるように思えますが、一般的な判例ではこちら側にも約1割前後の過失ありと判断される可能性が高いのです。
過失があれば賠償金も減額されます。全く納得できないとは思いますが、これが現実です。
運転する方はいつ加害者や被害者になっても不思議ではありません。事故に遭わないように気をつけるのはもちろんのことですが、もしも交通事故の被害者になってしまった場合は、当事務所にご相談下さい。

交通事故の被害者には訴訟(裁判)に対してネガティブなイメージを持たれている方がいます。
「できるだけおおごとにはしたくない。」との気持ちは理解できます。しかし、保険会社の担当者との示談交渉は至難の業です。素人の方が百戦錬磨の保険会社の人間から適正な保険金額を勝ち取る事は不可能に近いからです。
保険会社(又は代理の弁護士)は様々な減額事由を提示して保険金額を少なくしようとします。それに対抗しうる理論武装をすることはかなりハードルが高いことです。交通事故紛争処理センターに弁護士による和解斡旋を申し込むこともできます。斡旋で解決できない場合には地裁基準により損害賠償額が算定されるそうですが、個人的にはあまりお勧めできません。
というのは、和解斡旋は本人が交通事故紛争処理センターに行く必要があります。ですので、3回程度会社を休む必要があります。かなりの労力を使うため、納得できない斡旋案であっても妥協して判子を押してしまうこともあります。
また、交通事故の専門家は交通事故の被害者を救済する弁護士か保険会社の顧問弁護士(交通事故の加害者側)に分かれます。斡旋してくれる弁護士がどちら側なのかによって斡旋の進め方が変わるように感じる事があります。
実際、後遺障害(後遺症)の認定をお手伝いさせてもらった依頼人が「弁護士に依頼するほどおおごとにしたくない」と交通事故紛争処理センターを利用しました。その際に、相談にのってくれた弁護士さんに「相手方の弁護士事務所はここ(交通事故紛争処理センター)にもたくさん人を出してるからなぁ〜 …」と言っていたそうです。
保険会社と顧問契約を結んでいる事務所の弁護士さんが本当に中立な斡旋案を提示できるのかか疑問です。実際、この依頼人は疲れ果てて2回目の斡旋でかなりの低額で判子を押したそうです。
行政書士は紛争に関与できませんが、当事務所は後遺障害(後遺症)の認定をとった後のフォローとして、弁護士を紹介します。百戦錬磨の相手には交渉・紛争の専門家である弁護士に依頼する事をお勧めします。お金はかかりますが、自身で交渉した場合に損する金額と弁護士に依頼して勝ち取る為に支払う報酬を比較した場合、弁護士に依頼した方が得をすることが多いのです。